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2011年9月29日 (木)

青春の愛聴盤「Kind Of Blue」

Jazzを聞く人ならばだれでもが通るアルバムだろう、Miles Davis「Kind Of Blue」。

今日久しぶりに聞いたのだが、やっぱり断然すごい。

仕事場で、少々大きめのボリュームでこの音宇宙に身を委ねる。

何なんだろう、この世界。

私が、19歳のときにこのアナログ盤を買ったのだが、それ以来何度聞いただろう。
CDも後で購入したが、このアナログ盤でないと、 Flamenco Sketchesの別テイクが入っていて、気分が損ねるのだ。もちろん別テイクが悪いわけがないのだが、アナログ盤を聞いていた大学生の頃の感覚に戻れないのだ。

このアルバムは言葉でその魅力を人に伝える事は困難だ。

「魅力」という言葉も不適切なくらい、私にとって崇高な存在。

全曲を通してひとつの作品と呼ぶにふさわしいアルバムで、いろんなJazzを聞いても、いつもこの「Kind Of Blue」に帰って来てしまう。それでも、毎日のように聞きたいというものではない。

このアルバムはあらためて、本当にヤバイです。

チェンバースとエバンスによるSo Whatのイントロが始まるや、Kind Of Blue意外の何者にも無い空間に閉じ込められる。ああまたここに戻って来たという感覚。

Freddie Freeloaderも大好き、このアルバムの中でちょっと清涼飲料的なのはウィントン・ケリーのおかげだ。全曲ピアノがエバンスでだと緊迫しすぎで、私は1曲ケリーで良かったと思っている。

Blue In Greenのこの世界は、何なんだ。エバンスのイントロ音一発目で、ピーンと張りつめすぎる状態がやってくる。ああまたこれか、という厳しい快感である。マイルスの吹くテーマはそのままソロである。そのあとのエバンスの入りって本当にヤバイ。このエバンスのソロでこの曲の雰囲気が決定的になっている。コルトレーンのソロは鳥肌もんだ。何なんだこの感性。ソロの背後で、コルトレーンを温かく監督するマイルスの存在が感じられる。そしてマイルスの絵画のようなソロ。2度目のエバンスの変化も絶妙。この曲で、キャノンボールの参加を外すところも完璧。

アルバムのすべてが非の打ち所がないのだが、最後のスパニッシュ・モーダルなFlamenco Sketchesも実にいい。これもチェンバースのイントロが美しすぎるのだ。

このアルバムが、モードジャズの傑作とか言う事はどうでもいい。

それよりもJazzの入門盤ベスト10とかに当然入っているだろう事も、「ちょっとまって」と言いたくなってしまう。

Miles Davis、マイルス・デイヴィス、マイルス。

一番愛しています。

Kindofblue

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