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2012年6月11日 (月)

名曲「Stella By Starlight」

昨日6月10日、3回目のレッスンがありました。

Jazz pianoを知らない方にはちょっとマニアックな記事になります。

レッスンテーマはDrop 2ndと、アッパー・ストラクチャーというヴォイシング。

これまで長年、左手は「クローズド・ヴォイシング」という技法で(しかも超自己流の)やって来たので、このあたらしい2つの技法は気絶しそうなくらいのヴォリュームです。

でもこれがとても、それはそれは素敵な響きなのです。

ブロックコードで弾けるようになりたいので、何ヶ月かかろうとも必須項目です。

まあ、いまさら気付いたことですが、凡人は自己流はダメです。

スポーツもそうですよね。

ダメなまま、進んでいきます。

初めは、そこそこ勢いで伸びていきますが、自己流は、方向性が最初から少し曲がった状態でスタートしています。

最初は曲がり方が小さいので、少々上達して行って、気付くと大きく曲がっていて、そこで壁にぶち当たります。
何でもそうです。

それでもこの度は教えてもらう度に、「目から鱗」です。
それがわくわくします。

ヴォイシングと並行してアドリブラインはコピーしかありません。

かつてはBud Powellのコピーばかりをしてきましたが、Bill Evansに切り替えています。

課題曲は、当然好きな曲になってきます。

今月の課題曲
1.Stella by starlight
2.On green dolphin street
3.Scrapple from the apple
4.F -Blues
このくらいのペースです。

ここで、私の好きなStella by starlight ベスト3は、

1位:Miles Davisのアルバム「1958マイルス」収録。

ダントツです。コルトレーンほか各人のソロが少なめの音数でとてもクールな演奏だ。この緊迫感と全体の雰囲気で100点満点。マイルスがそこにいるだけでこの演奏が生まれた、と言える1曲。

2位:これもMiles Davisのアルバム「My Funny Valentine」収録。

いきなりハービーの超美しいイントロがこの演奏の「カラー」を決定づける。
そしてマイルスのテーマと1コーラスのソロで圧倒的な「ステラ」になってしまった。ライブ会場のお客が叫ぶ気持ちもよくわかる。ハービーのテンション使いまくったピアノソロは解読不可能なほど美しい。

3位:Bud Powellのアルバム「バドパウエルの芸術」収録。

1947年の録音が圧倒的に有名で、ジャズピアノの教典と言われた演奏だが、Stella by starlightは1953年の演奏。パウエルにとっては絶頂期のタッチはなくなっているが、それでもそんじょそこらのピアニストには表現出来ないであろう、パウエル的美の極致。
ほとんどテーマでしかも1コーラスでエンディングとなるが、このエンディングのパウエル流リハーモナイズ、ああジニアス・Bud Powell。終わってみると、こんな危うい美しさの「ステラ」に、何度聴いても感動する。

アルバム、「1958マイルス」

1958miles_

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